よむシカない!
徹底分析!奈良マラソン!~2017ランナーアンケート調査より~ vol.2
<第2回>大会の効果や評価
1. 経済波及効果
奈良マラソン参加者の約6割の方が県外からエントリーされています。宿泊者は全体の3割強、そのうち約9割の方々が県内に宿泊されています。また、半数以上の方はご家族やお仲間とご参加・ご来場され、主会場は一般来場者も含め、延べ10万人以上の方でにぎわいました。マラソン大会で地域全体を盛り上げる。奈良マラソンの目的の一つはそこにあります。アンケート結果等で経済波及効果を算出した結果、奈良県内では約13億5,000万円の効果があったと考えられることが分かりました。
2. 参加賞、完走賞の満足度
ここからはアンケートでお伺いした昨年大会の満足度についてみていきます。まずは、参加賞Tシャツや完走メダル、完走タオルについてです。昨年と比較すると、皆さまの評価が厳しくなったことをヒシヒシと感じます。ご期待に応えられるよう、奈良マラソンならではのこだわりのあるデザインを考えていきますので、お楽しみに!
3. 運営内容等の満足度
2016年大会では、男子手荷物預かり所が大変混雑し、改善要望のご意見をたくさん頂きました。これについて、昨年大会は施設運用や動線の見直しをした結果、満足度が上昇し、少し私たちも安堵しています。ただし、トイレの満足度はまだまだ十分ではありません。設置スペース等の問題もありますが、今後も改善を目指し、スムーズに運営できるように努力していきます。
4. 総合的な満足度
例年同様高い数値となりました。大変ありがたい評価をしていただき、心より感謝申し上げます。しかし、私たちがこれで満足したら、奈良マラソンではありません!2010年の平城遷都1300年祭を機に始まり、今年で9回目となる奈良マラソン。皆さまに「今年はどんな大会?」「マジか!?奈良マラソン」と、いい意味で思っていただけるよう、準備を進めてまいります。今年の奈良マラソンもよろしくお願いします!=おわり=